大きくなったら何になる?...キュリー夫人みたいになりたい。どれだけの女の子たちがそう言ってきたことだろう。なのに、「悪魔の光線」を発見したこの破天荒な女性の、科学に仕えた無私の生涯について、わたしたちはいったい何を知っているだろうか。本書で彼女に対する敬愛はますます深まるだろう。