患者の心は以前より苦しくなっているのではないか、そういう問いを立てられ、答えを探すことを、ご自身に課して、ずっと悩んで考え続けてこられたのですね。短い命と言われても心安らかになれるのか、その問いを、医療者は医療者で、これほど真摯に考えて下さっていることに救いを感じます。