このサイトについて

帯文データベース

推薦者: 蓮實重彦

「そして人生はつづく」がそうであったように、「忠次旅日記」の画面には、一瞬ごとに映画が露呈されていました。映画とは「動く絵」つまりムーヴィング・ピクチャーにほかならず、そのことがわれわれを「動かす」のだとしかいえない体験が、この2つの作品の撮られた歴史的な日付の隔たりをあっさり無化してしまったのです。この「動き」に積極的に加担すべく、われわれは映画館へとかけつけるという「運動」に

ISBN: 9784062068369
帯文種別: (未設定)
ID:2843
← 同じ推薦者の前の帯文  |  同じ推薦者の次の帯文 →