「ごめんなさい、早く産んでしまって」。未熟児を産んだママの多くが、そんなふうに考えます。でも赤ちゃんは、この絵本のイサベルのように、ママやパパにたくさん触れられて、やさしく声をかけてもらいたいのです。そして、将来ママから「あなたを小さく産んだけれど、こんなに大きく立派に育てたのよ」と、胸を張って語りかけてもらいたいのです。『ちいさな あかちゃん、こんにちは!』は、未熟児とその家族の、素敵なお話です。