幻の「巨大開発」から、負の核燃料基地への暗転。それは日本戦後史の暗部である。明るい未来が語られていたが、実際は核の再処理工場を狙う壮大な虚構だった。青森県出身の少壮学者によって、核開発の裏側が徹底追及されている。