この震災を風化させてはならない!――そうなのである。神戸の街があの震災でどうなり、その後どうなったのか、その経過を見つめしっかりと記憶にとどめないといけないのだ。人は忘れやすいが、忘れるにはあまりにも大きな犠牲を払ったのだから。