どれもこれも鬼丸くんの口から聞いた。確かめたくて、私はカンボジアに飛んだ。地雷爆破のスイッチを押すまで、リアルってなんだろうと思ってた。移動図書館のように鬼丸くんは皆に夢を配っている。あの日の音が明日もあさっても私に響き続ける限り私に生きる希望を目覚めさせてくれるんだ。