水に濡れた石畳、燃える松脂の匂い甲冑と剣の鈍い輝き邪悪なモンスターの陰――ワイヤフレームの迷宮に招光の呪文を唱えその陰鬱な美しさを浮かび上がらせた、偉大な魔術師・末弥純にかつて<狂王の試練場>を彷徨いつづけた戦士のひとりとして賛嘆と、感謝の念を捧げます。