古道にいる限り、主人公レンは永遠に終わらない孤独な戦いを強いられる。しかし、古道の中にいるからこそレンは永遠に少年の姿でいられるのだ。木根ヲサムのその流麗な描線は彼のその魅力をあますところなく描ききっている。少年の闇を切り開く戦いは今日も続くのだ。