世界は壊れても、世界のかけらたちは壊れないか? ひとは昨日死んでも、明日生きることはできるか? 鍵をもとめて檻に傷つくみえない痛みに意味はあるのか?詩人は寓意と物語によって問いかけの旅をつづける。小さき者たちの腕と指がつかなかった銀河のかすみ草を抱きしめるために。