アーケードの大型機化が進み、全国で小さなロケーションが閉鎖されている昨今。都市型文化になってしまったビデオゲームにも、黎明期ならではのムーブメントが全国津々浦々に存在していたのだ。本書はその貴重な時代の証言であり、ビデオゲームの文化史を語る上で欠かせない資料と言えよう。