なぜ僕らは危険をかえりみず戦争を報道するのか。そこには人間の本質があるからだ。本書を読み進むうちに、僕は同じテレビの報道の現場に身を置く人間として、抑えがたい反発と同時に深い共感に打ち震えている自分をみいだした。