人間、叱り、叱られるということは、人情を越えた、人間としての大切なつとめの一つだと思う。創業間もない頃、私はよく机を叩いてみんなを叱りとばしたものだが、後藤君の立派なところは、叱られたことの真意をよくくみとり、向上の糧としつつ成長されたことである。