できごとの意味を、あとから振り返って理解することは誰にでもできる。西島大介は、いま起こっていることが個人史や世界史にとってどんな意味合いを持つことになるのか、起きている最中にすっかりつかみ取ってしまうつもりだ。そしてその試みは成功するだろう。