中田永一キタ――――――!!! なにもかもが素晴らしい。15歳の多感な年頃の少年少女たち。象徴的な五島列島の空。ぬくもりのある方言。重なりあう歌声。彼ら彼女らの15年後の姿まで見えてくるようでした。同時に今の私たちの未来もしあわせなものであるようにと願わずにはいられなくなりました。きっとこの小説は日本の宝になる! むしろならなあかんやろ!と、真剣に、思います。