美しいカラー版の豪華な歳時記は、見るだけでも楽しい。魅せられて時間を忘れている自分に気づくとき、四季の美しい日本に生まれたことを、つくづく幸せだったと思う。俳句を詠む人にも詠まない人にも何よりの季節の賜り物である。