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推薦者: 池内紀

吉田健一の『交遊録』は日本語で書かれた人物エッセイのなかで、とびきり個性的で、そしてもっとも優れたものだろう。あとにも先にもこれに並ぶものが二度とあらわれるとは思えない。一つには書き手の条件とかかわっていて、当然のことながら、資質、才能、人物を見る眼が必要である。いま一つには――こちらがより大きな理由だが――書かれる側の条件と関係していて、一人の人間が生涯に、これだけ書くに値する人物と出くわすなど、まずありえないことだろうからだ。

著者: 吉田健一
ISBN: 9784062901277
帯文タイプ: 引用文
推薦者分類: 文化・学問
採録日: (未設定)
確認方法: (未設定)
曖昧度: (未設定)
注記: 解説より引用
ID: 1991