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推薦者: 山藤章二

落語ファンは楽天的で、空気や水と同じようにいつまでも落語が楽しめると思っている。ところが、“血統正しき落語”はいまや気息エンエン状態にある。そんな病人に現代の新しい血液を送り込んでいるのが、立川談志だ。過去、名人上手も異能異才もあまたいた。しかし立川談志のように、命がけで落語と取っ組み合いをした噺家は一人もいなかった。愛しながらブチ壊し、惚れながら分析し、絶望しながら未来を考えている。とても人間のなせる業ではない。噺の国からこの世に遣わされた神の子に違いない。だから時どき俗人には理解できない論理を吐く。アレさえなきゃァ……などと思ったらバチが当たるぞ。この名人の姿を借りた神の子と同じ時代に生きている、そのことだけでわれわれは幸運なのだ。この「独り会 全五巻」は、もちろん“教典”である。

著者: 立川談志
ISBN: 9784380925405
帯文タイプ: 推薦文
推薦者分類: 芸能・大衆文化
採録日: (未設定)
確認方法: (未設定)
曖昧度: (未設定)
注記: (未設定)
ID: 5940